びゃく
毎日毎日、何にもしたくないと思いながら生きている。
生活をすると身体から臭いが発生して、歯磨きしたらフロスしたりシャワーを浴びている自分が本当に嫌いだ。
生にしがみつきまくりじゃん、死ぬ気なんてないじゃんと思ってムカムカする。
今日はNetflixで観れる「眠りに生きる子どもたち」というドキュメンタリー映画を見た。
主に難民としてスウェーデンに渡った子どもたちが、強いストレスからどんどん会話しなくなり水も口を通さなくなりしまいにはずっとねむりこけてしまう病気があるらしい。
まだまだ原因は特定されていないのだが、どうやら不安と強くコネクトしており、親が難民として居住許可をもらって声などに余裕がでると意識が戻ってくる子供が多いらしい。
不思議。不思議だよね。
わたしは正直、不謹慎にも美しい病だなと思った。いやほんとにどうしようもなくてごめんなさいって感じなんだけども、眠り姫みたいだなって。
子どもは眠ってしまうけど呼吸はやめない。
ただ、意識はないのに明らかに他の子供より血圧が高いので強いストレスを感じているのだろうと推測されるそう。
人間の神秘を感じた。
死しか私を救えない。
何回考えたってそうだ。
助けたくれた人のことを思い出して、そんなこと思っちゃダメだとか生きようと思ったりもするけれど、すぐに今その人はそばにいないんだからどうでもいいやと思い直す。
毎年夏になると、自分の内側にある火の灯火が小さくなるのを感じる。
夏はすきな季節なのに。
漢方の本を読む限りわたしの体質に夏は辛いものらしい。
こうやって毎年願い続けたら、わたしにも死は訪れてくれるだろうか。
ストレスで眠りかけたりしないだろうか。
私の場合、お世話する人がいないのだから何日目で死に至ることになるのだろう。
待ち遠しいな