2017-02-11 染谷将太 私はかれの読んでるその本が気になった あっ、それ、いいですよね あ、はい。 そんなはじまり そのうち君の冷たさがくせになる 小さいときはシナモンが苦手だったのに 今はわざわざミルクにいれちゃうくらいに好き そんな感じにくせになる なんなんですか? そう言われたくて 目つきが悪い君からじろって じろって 睨まれたくて 私は、本のすみから君を覗くんだ 君がどんな綺麗な女の人と付き合っていても せっくす、していても そんなことは関係ない 私の生きる世界の片隅に君がいて 君はわたしの好きな本を読んでる それだけがわたしの世界 わたしを回しているのだから