自由な人のブログ

地獄でなぜ悪い

Manchester by the sea

 

 

生理がきたのは、いまから1週間くらい前のこと。ホッとした。3ヶ月こないとかはたまにあったけど、半年は初めてで怖かったし、その分腹痛も怖かった。

 

 

でも、生理がきた瞬間、「またか」と思った。おかしな話だが。

 

とくには、セックスをギリギリしていたから可能性があってどうのこうの言ったけど、それ以外にも心当たりがあった。

 

 

いきずりでホテルに入った人が、実はゴムをつけなかったかもしれなかった。

 

だからハラハラしていた。にもかかわらず、わたしはまた生理がきたことに不思議な感情を抱いた。

 

 

愛する人と中出しセックスをしたときも、愛していない人と中出しセックスをしたときも、わたしは妊娠しなかった。

 

 

正直に言うと、わたしは妊娠して母親という役割を与えられたかったのかもしれない。

 

最低だ。最低な考え方。

 

もう自分の人生に飽きていたし、希望も持っていなかった。それでも妊娠しなかったことで、神さまから、それでもまだお前は自分の人生を生きろと言われた気がした。

 

 

 

 

 

 

大人は大変だ。

つらくて逃げ出しても、なかなか生きることからは逃げられない。

 

でも生きていかなきゃなんだなあ。なんて、マンチェスター・バイ・シーをみて思った。

 

マンチェスターの海は寒そうで美しかった。

 

 

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