自由な人のブログ

創作をする人に憧れている事務をしている人間のつれづれ

my happy ending

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avril lavigneを聞くと思い出す友人がいる

 

 

高校に入ったばかりで仲良くなった彼女は、最初に参加しなければならない研修行きのバスで私にラヴィーンを教えてくれた

 

 

2人で一つのイヤホンを使って、ずっと聞いた

 

 

しばらくして他にも友達ができると、そんなにべったりすることはなくなった

 

けれど相変わらず仲はよかったし、音楽の話もたくさんした

 

 

 

 

 

3年になったころ、私にとって幾人かを除いたクラスメートはみんな敵だった

 

担任さえも

 

 

必死に勉強する私の隣で、推薦で進路が決まった子がアパートの話をした

 

彼女たちに悪意はない

ただ、無知なのだ

 

その話が、私を傷つけているなどカケラも思っていない

想像すらしないのだ

 

私の精神はもうボロボロに崩れそうだった

 

 

 

 

 

最初に話した友達も、必死に勉強している1人だった

 

居残り組だったので、私たちはまたよく話をするようになっていた

 

ふと、顔をあげると

彼女が泣いている

 

私は彼女のそんな顔を見たことがなかった

彼女は愚痴一つ言わず、友達の悪口もいうタイプではなかった

 

じゅりちゃん、こんなのって辛いよね

 

ただそう一言いって、泣いた

 

そっか、この子も辛いんだ

笑ってるけど、辛いんだ

 

私はかける言葉も見つからず、ただそう思って安心した

 

 

彼女は本命の大学に落ち、滑り止めの大学に受かった

私も同じだった

 

 

宮崎に帰ったら連絡してね

そうは言われたけれど、私たちがまた話すことはなかった

 

 

けれど今になって彼女を思い出す

 

私と違ってツルツルの頰に流れる涙を

 

じゅりちゃん、という声を

 

 

 

私は過去を否定したりなんかしない

 

過去にしがみつきもしない

 

アメリカのアイドルの曲が私を励ましてくれるから

 

彼女に代わって